平成27年(2015年)に新事業に挑戦。大分市都町に日本料理店「かまえ魚河岸水元」を開店。
その日獲れた新鮮な魚介類を毎日店まで運び、腕利きの料理人と新鮮なネタで造る料理は多くの皆様に高い支持を得ることができ、
「予約の取れない店」として成長できました。
雲丹しゃぶは、当店初期の頃、他店ではないようなオリジナルメニューの開発時に代表の水本・料理長・お客様・食材卸の担当者の方々などから意見や食材情報などを集めて試作を重ねながら出来上がった逸品です。
雲丹しゃぶは、「お出汁」を楽しんでいただく料理で、雲丹に合うイカや白身魚と白ネギをしゃぶしゃぶし、次に雲丹出汁に生クリーム、チーズを溶かし入れ、炙ったバケットにお出汁を吸わせて食べていただく、いわゆるフォンデュ風です。
〆は、お米を入れ、仕上げにオリーブオイルと黒コショウ。雲丹リゾットとして最後の一滴まで、お出汁をお楽しみください。
大分の新しいブランド魚として 2015 年から開発が始まり、2022 年 10 月にかぼすフグが誕生しました。
主生産地が蒲江であることもあり、弊社では出荷開始当初から取扱いを始め、自社店舗のかまえ魚河岸水元でもシーズン中はかぼすフグのみを使ったフグ料理に切り替えています。
かぼすフグはエサの中にかぼす果皮をミンチ状にして添加したモイスト飼料を出荷 15 日前から与えることで身と白子から香り成分の「リモネン」も検出されています。
トラフグが持つ独自の旨味とかぼすのリモネンの相乗効果で上品かつ爽やかな香り立つワンランク上のトラフグだと思います。
卸売は基本的に「活」での販売です。店での料理は、ふぐ刺・唐揚げ・鍋・焼きふぐ・和え物など。12 月からは白子焼。コース料理、持ち帰りのふぐ料理も可。
禁漁期間は6月1日~8月31日ですが、禁漁期間を除き、全期で仕入れをおこなっています。(全長20㎝以下はダメ)
活きた状態で生簀で管理し、一年中販売をしています。
美人鰤は西野浦地区の2人の養殖業者だけが育てています。山口県の澄川酒造場の日本酒「東洋美人」の酒粕をエサに混ぜて育てた鰤。美人鰤は「モジャコ」と言われる鰤の稚魚を生産者自ら獲ってきてそこから育て上げています。身は繊細で、スッキリとした甘みが特徴です。かまえ魚河岸水元では美人鰤の出荷準備が整いだした頃、一番早く店で提供したいと手を挙げました。美人鰤は取扱い当初から現在も、大人気です。